10. ネットの製作工程

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【工程1】 スキだしの製作

ご注文寸法に合わせてスキだし(製品の元になるもの)を作ります。
例えば、2m×10mのものでしたら、2m幅のスキだしを製作します。
【工程2】 幅つぎ(スキあわせ)
  
スキだしとネットの原反(反物)をご注文頂きました寸法になるまでつなぎ合わせ(スキあわせ)ていきます。
【工程3】 採寸・裁断
  
ご注文寸法にネットを計り、カットします。
ネット寸法は、若干大きく製作します。
主な理由と致しましては、
①ネットに目合いがあるので目が寸法丁度にならない場合がある為。
②ネットを張る際に若干ネットが垂れるので、丁度で作った場合、お客様が上手く張れない為。 の二点です。
特に、長尺ものを発注される場合は、すこし大きめに発注されることをお勧めします。
【工程4】 ロープ取付 ミシン・手縫い
  
周囲にロープを取り付けていきます。
手で取り付ける場合と、ミシンを使用する場合があります。
どちらも一長一短あります。
一般的に平物は、ミシンを使用しますがこれは、ネットの端が綺麗に仕上がるからです。
但し、ネットが太くなるとミシン加工できません。60本野球ネット以上に太いものは、手縫いの加工になります。
ゴルフセット(立体形)などの箱型のネットも、補修糸を使い手で縫い合わせます。
【工程5】 寸法確認 及び 梱包

最終的に完成したネットの寸法を確認し、荷造り梱包いたします。
荷物の簡素化を図るため、梱包には土嚢袋、ブルーシートを利用しております。ご協力をお願い致します。